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新しい靴を買わなくちゃ

「KuToo」という言葉が社会問題になってから

特に出勤時の女性の靴はスニーカーが増えたような気がする。

 

楽な時代になったものだと喜ぶ一方で、ヒールの高い靴への憧れは捨てきれない。

 

子供の頃からハイヒールが好きだった。

母が出かけると、靴箱からハイヒールを出し、玄関でそっと履いてみる。

 

子供の足には大きすぎたハイヒールだったけれど、パカパカと音を立てて歩いてみていた。

いつか大人になったら、ハイヒールを履いてみたいと。

 

初めて自分用のハイヒールが買えた時は本当に嬉しかった。

 

なのに、月日とともに私の足の筋力が下がり

どんどんと我儘になる。

 

靴が合わないと足が痛くて歩けないから、靴選びは切実な問題だ。

 

やっと合う靴を見つけても、自分の足に合った最高の状況になった時に「さよなら」が訪れる。

 

漫画や映画化された「新しい靴を買わなくちゃ」というフレーズを

最近は楽しめないでいる。

 

むしろ、お直しのショップは永遠になくならないで欲しいと願う。

 

今回も履き心地よく愛用していた靴が、かかとの部分が擦り切れてしまい

特殊なヒールのため廃棄せざるを得なくなった。

もう少し早く気づいて直しておけばよかったと悔やまれる。

 

仕方なく新しい靴を買い、今お互いに相性診断している感じです。

 

その一方でハイブランドの靴。

こういった靴を履くと背筋が伸びる。

 

クリスチャンルブタンの靴は高飛車。(あくまで私個人の感想)

 

「あなたの足が私(ルブタンの靴)に合わせなさいよ!」と言われている気がして

この靴を履いている時には足が痛いとか言えない。

 

そのデザインの美しさを私自身も堪能している感じです。

 

ピンポイントで履き、行きと帰りは持ってきたぺったんこの靴に履き替える。

「ありがとうございました」とルブタン様を崇めて持ち帰る。

 

そんなこんなで、私と相性のいい靴をまだまだ探し中。

 

新しい靴を買わなくちゃ!