レッスンから皆様にお伝えしたいこと

◆ CAになりたくて

 

卒業文集には恥ずかしくて書けなかったけれど、小学校6年生からCAになりたかった。

クラスメートのお母さんが元CAだったのがきっかけ。

広い世界を見てみたい、たくさんの人に出会いたい。空も飛行機も大好きだから。

それがその時の理由でした。

 

夢を描き、辛くても夢に向かって努力する毎日はとても充実していて

大学在学中から高卒の資格でCAの既卒試験を受けたり(落ちたけど)、

夜間のCAスクールにも通ったり。

 

そして大学卒業の新卒時にやっと夢がかないCAに。

 

子供の頃からなりたかった職業につけるというのは誰もができるわけではない。

その喜びをかみしめて入社式に臨む。たくさんの希望をもって。

 

 

◆ 社会の厳しさを知る

 

訓練が始まると世間の厳しさを知る。

新人の頃は親にも言われたことのないコメントの数々に涙。

怖い先輩にも怯え(笑)、救ってくれたのは同期の友達。

でもその時の苦労が今の私を作ってくれていると感謝しています。

元々そんなに気がきく方ではないので、大変苦労いたしました。

 

最初に配属されたのは国内線。

しかし夢見ていたのは国際線。

 

だからその時は英語を勉強して、「国際線に行きたいです」とアピールして

国際線に移りました。

それもスムーズな訳ではなく、チャンスを1度逃して涙し、セカンドチャンスで。

そして国際線の訓練はとても楽しかった。

 

 

 

 

◆ 5年で退職の後悔

 

念願の国際線。世界はやはり広かった。

が、訓練終了して数フライトしたら体調を崩して入院してしまう。

急性のもので今は全く問題がないのだが、体力回復には時間がかかった。

しかも結婚が決まっていた。

両親に主人を会せたら、おめでたいことは早い方がよいとドンドン進み

付き合って1年で結婚する。

 

よかったのかな。多分ね(笑)

 

 

結婚してからも仕事を続けていたけれど時差が体力をますます奪い、配偶者がいる安心感から仕事を辞めたくなってしまった。

いろいろと辛く感じることが多くなってしまっていた。

「辞めたい」と主人に言ったら「楽しくなってから辞めた方がいい。」と。

その言葉を受けて約2年国際線業務を続けた。

 

そして楽しくなってきた時に会社の制度が変わることになる。

客室部が揺れたその時に辞めることにした。多分私は逃げてしまったのだと思う。

辞表を出した後のフライトは全てが楽しく感じていた。

そしてあんなに夢見ていた仕事を通算5年で辞める。

ラストフライトはロサンゼルス便。

 

お客様が「ありがとう」と笑顔で降りていかれた。

 

 

 

 

◆ 専業主婦という仕事

 

1年はのんびりしながら主人の仕事の準備を手伝い、その後一緒に1年働き

長女が生まれてからはいわゆる専業主婦でした。

働きたい気持ちが強かったけれど、子供とともに過ごす時間を大切にしたいという気持ちがぶつかり、結局子育て優先に。

 

しかし、子育て程思い通りにならないものはない?

家族が増えるごとに喜びも増えるが心配事も増える。

生きていれば、苦難は次々にやってくる。

 

CA時代に大変だと思っていたことは、私自身の非常に小さな出来事に思え

あっけなく辞めてしまった自分自身を責めることになる。

 

その間よく夢を見ていたのがCA時代の夢。

制服の一部がなくてフライトに出られないとか、明日のスケジュールがわからないとか

機内に出てもカートが進まないとか。

私の中にやり残した感があったのでしょうね。

それがお教室を始めてからピタリとその夢を見なくなりました。

 

 

◆ お教室を始めて

 

私が一生懸命学んでいたら娘たちも勉強を頑張ってくれるかと思い,

資格試験をいろいろと受けました。学びました。

 

娘たちへの影響はわかりませんが(^^;私の実績は増えてきました。

仕事のキャリアは積めなかったけれど家庭のキャリアは積んできた。

それを壊さずに大切にしながら仕事をしていきたい・・・・。

 

叶えてくれたのが自宅教室でした。

 

いろいろなジャンルを学びましたが、なぜ「紅茶教室」を選んだかというと

紅茶にはその味や香りだけではなく広がる世界があり、私自身がその魅力を感じて

皆様にお伝えしていきたいと思ったからです。

 

アンティークやテーブルフラワーにもつながります。

また世界至る所で淹れ方や、テーブルコーディネートを変えて飲まれている紅茶は

私が垣間見てきた世界の文化を伝えられると思いました。

 

プチ世界旅行ですね。

 

そして紅茶は心と時間に余裕がないと飲めない飲物。

マシンが淹れてくれるものでもなく、じっくりと茶葉を蒸らす時間も必要です。

けれど日々の生活でほんのわずかでも時間を作り、茶葉を選び、紅茶を淹れ召し上がっていただくとそれがご自身へのリラックスに繋がります。

 

仕事やその人間関係、家事や子育てに疲れた方々にレッスンの間だけでも心癒していただきたい、そのお手伝いがしたいという思いがあります。

 

また私の今までの人生が、皆様の何かに役立てたらと願っています。

もちろん、おいしい紅茶の淹れ方を学びたい!、

いつもの生活をより豊かにしたいという方も大歓迎です。

 

 

教室のレッスンは機内に「いらっしゃいませ」とお迎えし、くつろいでいただき笑顔にしてお客様を目的地に運ぶCA時代の仕事と同じように感じています。

 

皆様の笑顔が見たい、癒してあげたいという思いはずっとぶれずに私の中にあります。

忙しい日々の生活のリフレッシュに、またさらに豊かな気持ちになって帰宅していただけたら嬉しいです。

 

そして、是非ご家族や友人においしい紅茶を淹れて差し上げてください。

 

 

◆ お気軽にご参加ください

 

紅茶のレッスンというと「敷居が高い」と思われることもありますが、

私のレッスンは皆様の生活にちょっとしたエッセンスを加えるようなもの。

特別なものではありません。

 

長々と偉そうな文面を並べてきましたが、残念ながら私は抜けているので

のんびり、ゆったりとレッスンいたします。

笑いありで、生徒様に助けられています。

 

また、紅茶のことはよく知らないという方もウエルカム。

新しく知ることが多いと思うので感動も大きいはず。

たくさん感動していただけることは講師としては嬉しい限りです。

 

お一人でのご参加もお待ちしております。

また、少人数制のお教室です。

生徒様に寄り添いながらレッスンを続けております。

週末レッスン、平日レッスン、短期集中レッスンの中から

ご自身に合うものをお選びください。

 

紅茶のレッスンとともにアーティフィシャルフラワーレッスンのメニューもございます。

 

 

 

◆ 紅茶のレッスンを受けたその先に

 

紅茶のレッスンを受けたらどんな風に変わるのかしらと思われる方もいらっしゃると思います。

たくさんありますが、いくつかあげてみると

 

・6回のベーシックティーレッスンを受講していただけると、ご自宅で味、香りを堪能できるおいしい紅茶が楽しめます。

 

紅茶の淹れ方はコツさえつかめばとてもおいしく淹れられるのですが

それが浸透していないために通常皆様が口にされているのは

いわゆる「色つきのお湯」「フレーバーに任せた紅茶」であることが多いです。

 

受講後はインド、スリランカ、中国などの産地別旬の紅茶、「紅茶本来の味と香り」を理解していただけると思います。

 

・「紅茶専門店に行くのが楽しくなった」「家で飲む紅茶が一番おいしくなった」という嬉しいお声を頂戴しています。

 

・おいしい紅茶を飲むことにこだわるとティーカップへの関心も深まります。

今まで何気なく見ていた、または手持ちのウエッジウッド、エインズレイ、リチャードジノリのティーカップへの見方も変わることでしょう。

オリジナルでポーセラーツ作品を作るのも楽しさが増すことでしょう。

 

・おいしい紅茶を飲むためにテーブルを少し飾ってみようか→テーブルコーディネート、花を飾ってみようか→フラワーアレンジメントなどなど、紅茶の世界は広がります。

 

6回コースにしているのは、一度のレッスンではなかなか紅茶の魅力や淹れ方を

お伝えしきれないからでもあります。(回を重ねる度にその魅力を感じ紅茶の淹れ方の復習ができます。)

 

 

お時間がありましたら是非6回続けて受講されることをお勧めいたします。

また、テーブルを鮮やかに彩るセパレートティーやアレンジティーをご紹介します。

皆様のおもてなしやウエルカムドリンクにきっとお役に立てると思います。

E-styleのカリキュラム、アドバンスティーレッスンまで全て受講された方には

希望された方には外部レッスンのアシスタントをお願いしたり

サロン主宰者が集まるイベント「ミルフィーユ」のワークショップにご参加いただくことも

可能です。(千葉ミルフィーユ会の共同主催者です)

日本紅茶協会が定まるティーインストラクター資格試験取得のアドバイスもいたします。

他にも親身に生徒様の活動をお手伝いをさせていただきます。

 

長々と掲載させていただきました。

最後までおつきあいありがとうございました。

 

是非レッスン案内をご覧ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

E-style 中野 恵美子